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歯科矯正
最終更新日:2026年3月24日

「部分矯正が10万円」は本当?できるケース・できないケースと注意点

部分矯正なら10万円でできるって本当?
この記事のまとめ
「部分矯正が10万円でできる」と見ると、かなり安く感じますよね。できればそのくらいの費用で前歯だけ整えたい、と思う方も多いのではないでしょうか。

ただし、部分矯正が10万円でできるケースは限られています。
広告に10万円と書かれていても、実際には対象となる歯並びがごく軽度に限られていたり、検査費や通院費などが別でかかったりすることも少なくありません。

この記事では、部分矯正が10万円でできるケース・できないケースを整理したうえで、安さだけで選ぶリスクや、事前に確認したいポイントまでわかりやすく解説します。
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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

目次

【結論】部分矯正が10万円でできるケースはかなり限られる

結論からいうと、部分矯正を10万円でできるケースはありますが、条件がかなり限られます

部分矯正は前歯など一部の歯だけを動かす治療なので、全体矯正より費用を抑えやすいのはたしかです。

ただし、10万円でおさまるのは動かす本数が極端に少なく、歯並びの乱れもかなり軽いケースに限られます。

実際には「前歯を少しだけ整えたい」と思っていたとしても、診断してみると奥歯の噛み合わせや歯を並べるスペースの問題が見つかり、10万円では難しいと判断されることも少なくありません。

つまり、「気になるのは前歯だけ」=「10万円でできる」ではないということです。

これは見た目だけでは判断できないため、まずは自分の歯並びが部分矯正の対象になるのかを確認することが重要になります。

とはいえ、この確認をするためには「精密検査」の受診が必須です。
精密検査は通常3万円(※)が相場で、治療を進めるかわからない状態でこの金額を負担するのは大きな損になると感じてしまいますよね。

そこでおすすめなのが、 Oh my teethの無料診断です。歯型スキャン・レントゲン・カウンセリングを0円で実施しており、「まずは自分の歯の状態を知りたい」という方に多く利用されています。

複数のクリニックを比較するための目安にもなるので、できるだけ安く矯正がしたいと思っている方こそ、ぜひお越しください。予約は以下のボタンから受け付けています。
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10万円でできる可能性がある3つのケース

部分矯正が10万円でできる可能性があるのは、かなり軽い症例です。
大きく分けると、「前歯1〜2本のみを治す」「わずかなねじれや傾きを治す」「部分的な軽度の後戻りを治す」の3つのケースに分けられます。

ここからは、それぞれのケースについて具体的に見ていきましょう。

①前歯のすきっ歯など「ごく軽度」のケース(前歯1~2本のみ)

10万円前後で部分矯正ができるのは、歯並びの乱れがごく軽度なケースに限られます。
たとえば、上の前歯のすきっ歯を閉じるケースや、わずかに傾いたりねじれたりした前歯を治すケースなどが代表的です。
こうした軽度の症例では、動かす歯の本数や距離が少ないため、治療期間も2ヶ月〜1年程度と短く、費用を抑えられる傾向にあります。

②わずかなねじれや傾きだけを整えるケース

前歯が少しだけ傾いている、1本だけ軽くねじれているといったケースも、10万円に近い価格帯で治療できる可能性があります。
ただし、見た目では軽く見えても、実際には歯を動かすスペースが足りなかったり、他の歯とのバランス調整が必要だったりすることもあります。

③矯正後に前歯だけ後戻りしたケース

過去に矯正治療をしたことがあり、その後に前歯だけ少し後戻りしてしまったケースも、比較的軽い治療で済むことがあります。

もともとの歯並びや噛み合わせが整っていることが前提なので、初めて矯正するケースより費用を抑えやすい場合があります。

【独自調査】部分矯正が10万円未満に収まったケース

Oh my teethが独自で行った調査データを見ると、10万円未満におさまっているケースはたしかにありますが、全体としてはかなり少数です。特に、動かす本数が増えるほど、10万円未満で治療できる割合は下がる傾向があります。

たとえば、気になるところを1〜2本だけピンポイントで整えるケースでは、10万円未満の回答も一定数あります。
一方で、上の前歯だけを3本以上動かすケースや、上下の前歯を動かすケースでは、20万〜40万円台の回答が増えており、10万円未満はかなり少ないです。

つまり、部分矯正といっても、「どこを」「何本」「どの程度」動かすかで費用は大きく変わるということです。「部分矯正だから10万円くらい」と考えるのではなく、自分の症例ではどの価格帯になりそうかを確認する必要があります。
安さを重視して矯正を考えている方ほど、最初にしっかり診断を受けることが大切です。
Oh my teethでは、部分矯正が可能かどうかを無料でチェックできます。「自分は10万円に近い価格でできるのか知りたい」という方は、まずは無料診断で歯並びを確認してみてください。
矯正するなら精密検査が必須
結果詳細(実際の治療範囲とかかった費用)toggle-arrow
【治療範囲とかかった費用の分布表】
1~2本のみ
上の前歯だけ(3本以上)
下の前歯だけ(3本以上)
上下の前歯(奥歯は動かしていない)
総計
10万円未満
23名
6名
5名
34名
10~20万円未満
8名
15名
1名
4名
28名
20~30万円未満
12名
21名
5名
12名
50名
30~40万円未満
6名
16名
4名
10名
36名
40~60万円未満
3名
5名
9名
10名
27名
60~80万円未満
1名
5名
6名
80~100万円未満
1名
3名
8名
12名
100万円以上
3名
1名
3名
5名
12名
総計
56名
67名
23名
59名
205名
対象:過去に矯正治療を受けた方457名のうち、部分矯正をした205名
調査方法:オンラインアンケート調査
調査期間:2025年11月27日

「10万円」と謳っていても「実は追加費用あり」の場合が多い

精密検査やカウンセリング:30,000~50,000円

矯正を始める前には、歯型採取、レントゲン撮影、口腔内の確認などを行う精密検査が必要です。

初回相談は無料でも、精密検査は別料金になっていることがあります。広告の10万円にこの費用が含まれていない場合は、実際の支払い額が増えます。

Oh my teethでは精密検査・カウンセリングを無料で実施しています。契約前にかかる費用をなくしたい方は、ぜひ一度お越しください。
契約前にお金をかけたくない…

矯正前の虫歯・歯周病治療:1,500~10,000円/回

虫歯や歯周病の治療費として、1回あたり1,500〜10,000円程度の費用が別途かかる場合があります。
矯正治療は健康な歯と歯ぐきを前提として進められるため、治療前に虫歯や歯周病が見つかれば、その処置を優先することが必要です。
とくに矯正中は装置の影響で口腔内の清掃が難しくなるため、未治療の状態で始めると悪化リスクが高まります。
このように、矯正費用とは別に、事前の歯科治療に関する出費が生じることも想定しておきましょう。

矯正前の抜歯費用:5,000~15,000円/本

抜歯が必要な場合には、1本あたり5,000〜15,000円ほどの費用が追加で発生することがあります。
部分矯正では基本的に抜歯を避けるケースが多いですが、歯並びを整えるスペースを確保するために抜歯が必要と診断されることもあります。
抜歯が必要な時点で10万円での治療はかなり難しくなりますが、広告ではそこまで詳しく書かれていないことがほとんどです。

通院費:1回につき3,000~10,000円程度

通院のたびに、3,000〜10,000円程度の費用がかかるケースもあります。
矯正治療では、歯の動きを細かく調整するために定期的な通院が必要です。
これは、どの矯正方法であるかにかかわらず、装置の確認や経過観察のために数回の通院を求められることがあります。
中には、通院ごとに診察料や調整料が別途かかるクリニックもあり、合計すると数万円単位の費用になる可能性もあります。
そのため、治療費とは別に「通院ごとの支払いがあるかどうか」も事前に確認しておくことが重要です。

保定装置(リテーナー):10,000~60,000万円

矯正終了後には、歯並びを安定させるための保定装置(リテーナー)の費用が1万円〜6万円程度かかるのが一般的です。
矯正治療で動かした歯は、元の位置に戻ろうとする性質があるため、治療後も一定期間リテーナーを装着して歯並びを維持する必要があります。
多くのクリニックではこの装置が別料金となっており、初回費用に含まれていないこともあります。
せっかく整えた歯並びを長くキープするためにも、保定装置の有無とその費用を事前に確認しておきましょう。
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10万円で治療が難しい5つのケース

部分矯正を希望していても、10万円での治療が難しいケースは少なくありません。

①前歯のガタガタが大きい

前歯の重なりが大きい場合は、見た目以上に歯を動かす必要があります。
少し整えるだけではおさまらず、全体のバランスを見ながら動かす必要があるため、10万円での治療は難しくなります。

②歯を並べるスペースが足りない

歯が並ぶスペースが不足していると、部分的に動かすだけではきれいに整わないことがあります。
この場合は、歯列全体を広げたり、奥歯側も含めて調整したりする必要があり、費用も高くなりやすいです。

③奥歯の噛み合わせに問題がある

見た目は前歯だけが気になっていても、実際には奥歯の噛み合わせに問題があるケースがあります。
前歯だけを無理に整えると、噛み合わせのバランスが崩れてしまうこともあるため、部分矯正だけでは対応できない場合があります。

④抜歯が必要になる

歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要なケースでは、治療の難易度が上がります。
抜歯を伴う場合は、前歯だけを少し動かすようなシンプルな治療では済まないため、10万円での治療は現実的ではありません。

⑤骨格の問題が大きい

歯並びの問題だけでなく、あごの大きさや骨格のズレが関係しているケースでは、部分矯正では対応しきれないことがあります。
このような場合は、歯だけでなく噛み合わせや骨格のバランスまで考えた治療が必要になるため、費用も大きく変わります。
「自分の歯並びがこのケースに当てはまるのか分からない」という方も多いでしょう。実際には、見た目だけでは判断できないケースも少なくありません。

10万円の部分矯正を安さだけで選ぶと起こり得るリスク

「費用を抑えて手軽に歯並びを整えたい」と思って部分矯正を検討する方は少なくありませんが、価格の安さだけで判断すると、かえって後悔してしまうケースもあります。
ここでは、部分矯正を検討する際に知っておきたい2つの主なリスクについて解説します。

①無理な治療は歯並びや噛み合わせの悪化を招く可能性がある

本来、部分矯正が適さない症例に無理に適用すると、歯並びや噛み合わせがかえって悪化する恐れがあります。
部分矯正は、あくまで前歯など目立つ一部を動かす軽度の治療法であり、全体の噛み合わせや顎のバランスまでは調整できません。
それにもかかわらず、「費用が安いから」「短期間で終わるから」と安易に選んでしまうと、歯が不安定になったり、噛み合わせがずれて顎に負担がかかったりするリスクがあります。
見た目だけで判断せず、自分の歯並びにとって本当に適した治療かどうか、必ず歯科医師の診断を受けた上で慎重に判断しましょう。

②見た目は整っても噛み合わせが合わない場合がある

部分矯正では見た目が整っても、噛み合わせのバランスまで正確に調整することは難しいケースがあります。
奥歯を含む全体の噛み合わせは、前歯だけを動かす部分矯正では十分に調整できません。
そのため、歯並びはきれいに見えても、しっかり噛めなかったり、咀嚼のたびに顎に負担がかかったりする可能性があります。
見た目の改善だけで満足せず、噛み合わせの重要性も理解したうえで、自分の症例に合った治療方法を選ぶことが大切です。

10万円の部分矯正をするなら確認したい5つのポイント

安い部分矯正を検討するときは、価格の安さだけで判断しないことが大切です。
契約前に、少なくとも次の5点は確認しておきましょう。

①「10万円から」なのか「総額10万円」なのかを確認する

広告の表現が「10万円から」なのか、「総額10万円」なのかで意味は大きく変わります。

特に「〜円から」と書かれている場合は、実際にはそれ以上かかる前提であることも多いため注意が必要です。

②10万円に含まれている費用(検査・通院・リテーナー)を確認する

「10万円」に何が含まれているのかは必ず確認しましょう。

装置代だけなのか、精密検査、通院費、保定装置まで含まれているのかによって、実際の総額は大きく変わります。

③10万円で治療した実際の症例写真が公開されているか確認する

本当に10万円で治療した症例があるなら、症例写真が公開されているかも参考になります。

どのくらい軽い症例なのかが分かれば、自分のケースと比べやすくなります。

④「適応できる歯並び」が具体的に説明されているか

「軽度の症例」とだけ書かれていても、どの程度なのか分かりにくいことがあります。
前歯1〜2本のみ、すきっ歯、軽いねじれなど、具体的な説明があるかを確認すると判断しやすくなります。

⑤治療後の保定やサポート体制があるか

矯正は歯を動かして終わりではありません。治療後の保定や、何かあったときのサポート体制も大切です。
安さだけで選ぶと、治療後のフォローが薄いケースもあるため、長い目で見て安心できるかも確認しておきましょう。

なぜ「部分矯正10万円」という広告が存在するの?

「10万円で矯正できるなら魅力的だけど、本当にそんなに安いの?」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際、広告に10万円と書かれている理由にはいくつかのパターンがあります。
すべてが嘘というわけではありませんが、条件つきであることが多いため、そのまま鵜呑みにしないことが大切です。

一部の軽度症例だけを対象にしているため

部分矯正10万円という広告は、ごく軽度の症例だけを対象にしていることが多いです。
たとえば、前歯1〜2本のすきっ歯や、ほんの少しのねじれを整えるだけなら、治療範囲が狭いため費用が抑えられる場合があります。ただし、こうしたケースは全体で見るとかなりレアなケースです。
広告では目立つ金額だけが印象に残りやすいですが、実際には「適応できる人がかなり限られる価格」であることもあります。

モニター価格やキャンペーン価格で安くなっている

10万円という価格が、通常価格ではなく、モニターやキャンペーンによる特別価格になっていることもあります。
この場合、症例写真の提供が必要だったり、期間限定だったり、対象人数が限られていたりすることがあります。
「誰でも10万円でできる」とは限らないので、通常価格との違いや適用条件は必ず確認しておきましょう。

装置代のみを表示しているケースが多いため

広告で表示されている10万円は、治療にかかる総額ではなく、装置代だけであることが多いです。
歯列矯正では、装置代のほかにも精密検査費・通院費・保定装置代などがかかることがあります。
最初は安く見えても、あとから追加費用が積み重なれば、最終的な支払額は大きく変わります。
そのため「10万円」と書かれていても、本当に総額10万円なのか、それとも一部の費用だけなのかを見極めることが重要です。

10万円の部分矯正をしたいと思っている方は、まずは慎重な診断を

「できるだけ安く歯並びを整えたい」と考える方にとって、10万円という価格はとても魅力的に映るかもしれません。
しかし、実際にその費用で治療できるかどうかは、歯並びの状態や治療の難易度によって大きく変わります
もし適応外の症例で無理に部分矯正を行えば、思わぬトラブルや再治療のリスクが高まり、結果的に費用も時間も余計にかかってしまうことがあります。
だからこそ、まずは信頼できるクリニックで診断を受け、自分の歯並びに本当に合った治療法を見極めることが大切です。
マウスピース矯正サービス「Oh my teeth」では、部分矯正が適応かどうかを含め、どんな方法が一番最適か無料で確認できます。
もちろん無理な勧誘は一切なく、費用や治療方針についても丁寧に説明してもらえるため、初めて矯正を検討する方にも安心です。
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