歯科矯正
最終更新日:2026年3月24日
大人の歯列矯正の費用はいくら?相場・内訳から安く始める方法まで解説

この記事のまとめ
- 歯列矯正の費用は「歯並びの程度・方法・範囲・噛み合わせ」で決まる。
- 損しないためには「総額」 の確認が必須 。
歯列矯正を考えたとき、「全部でいくらかかるの?」「できるだけ負担を抑えて始める方法はある?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
歯列矯正の費用は、歯並びの程度や治療範囲、選ぶ矯正方法によって大きく変わります。
この記事では、歯列矯正の費用相場や内訳、安く始める方法、医療費控除の考え方までわかりやすく解説します。
歯列矯正の費用は、歯並びの程度や治療範囲、選ぶ矯正方法によって大きく変わります。
この記事では、歯列矯正の費用相場や内訳、安く始める方法、医療費控除の考え方までわかりやすく解説します。
費用面で後悔せず、自分に合った矯正方法を選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
監修者:服部貞昭(新宿・はっとりFP事務所)
ライフマネー、税金、相続関連のメディアサイトを運営しながら、約10年間、2,000本以上の記事を執筆・監修。ウェブ解析を得意としており、読者のニーズを捉えた記事は初心者でも理解しやすいと定評がある。さらなるニーズに応えるため、新宿・はっとりFP事務所を開業。プログラマーでもあり、100を超えるマネー関連の計算ツール、AI技術を活用した複数のサービスをリリースしている。CFP®(日本FP協会認定)。

歯科矯正ブログ編集チーム
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- 【独自調査】歯列矯正の平均費用は66.8万円
- 歯列矯正の費用は「歯並び・方法・範囲・噛み合わせ」で決まる
- マウスピース矯正:10~100万円
- 表側矯正:30~130万円
- 裏側矯正:40~170万円
- ハーフリンガル矯正:35~150万円
- 損しないためには「総額」の確認が必須
- 「矯正前」にかかる費用
- 「矯正中」にかかる費用
- 「矯正後」にかかる費用
- 歯列矯正をなるべく安く始める2つの方法
- ①デンタルローンや分割払いは「始めやすく続けやすい」
- クレジットカード
- 院内分割払い
- 一括払い
- ②モニターやキャンペーンを活用する
- 歯列矯正の費用で損をしないための2つのポイント
- ①追加費用がない「トータルフィー制」がおすすめ
- ②複数のクリニックを比較する
- 歯列矯正で保険適応や医療費控除対象となるケース
- 保険適応となるケース
- 医療費控除対象となるケース
- 歯列矯正にかかる費用・値段に関するよくある質問(FAQ)
- 歯列矯正中に追加費用が発生する可能性はある?
- 矯正をはじめる場合、費用を支払うタイミングはいつ?
- 矯正装置や補助装置を一時的に外す際は費用がかかる?
- 治療を途中でやめる場合は返金してもらえる?
- 矯正後に後戻りした場合は再矯正にいくらかかる?
- 未成年でもデンタルローンは利用できる?
- 歯列矯正の費用が心配なら、まずは診断を受けてみよう
【独自調査】歯列矯正の平均費用は66.8万円

「歯列矯正っていくらかかるの?」
その疑問に答えるため、Oh my teethでは矯正経験者250名にアンケートを実施。歯列矯正のリアルな費用事情を調査しました。
調査概要
- 対象:22,165名
- 調査方法: オンラインアンケート調査
- 地域:11都道府県(北海道,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,静岡県,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,福岡県)
- 年齢:18-59歳の男女
- 調査期間:2024年7月
調査の結果、歯列矯正にかかった平均費用は66.8万円でした。
前歯だけ一部を治す「部分矯正」(平均52.8万円)は、奥歯から全体を治す「全体矯正」(平均81.0万円)に比べて、約30万円も安いことがわかりました。
もちろん、これはあくまで全体の平均であり、実際の費用は歯並びの状態や治療方法によって大きく変わります。
大切なのは、平均額だけを見て判断しないこと。自分の歯並びではどの治療法が適していて、総額でいくらかかるのかを確認することが、損をしない第一歩です。
また、クリニック選びで最も重視したポイントは「費用」がダントツの1位でした。続いて「治療期間」や「通院頻度」と、お金や時間に関する項目が上位を占めています。
一方で、「見た目」は比較的優先度が低めですが、女性の回答割合が高い傾向が見られました。
もちろん、これはあくまで全体の平均であり、実際の費用は歯並びの状態や治療方法によって大きく変わります。
大切なのは、平均額だけを見て判断しないこと。自分の歯並びではどの治療法が適していて、総額でいくらかかるのかを確認することが、損をしない第一歩です。
また、クリニック選びで最も重視したポイントは「費用」がダントツの1位でした。続いて「治療期間」や「通院頻度」と、お金や時間に関する項目が上位を占めています。
一方で、「見た目」は比較的優先度が低めですが、女性の回答割合が高い傾向が見られました。
FP・服部貞昭さんのコメント
歯列矯正に実際にかかった費用の情報はあまりまとまったものがないため、大変参考になる内容です。
費用面を重視してクリニックを選ぶ場合は、追加費用があるかないかと、もしある場合は概算金額を事前に確認しておくことが大切です。
最近はインフレと人件費高騰で、材料費や技工費が上昇して診療費用も値上げの傾向にありますが、治療費総額制であれば値上がりの心配はありません。
さらに詳細な調査結果やその他のデータは、以下でそれぞれ紹介しているのであわせてご覧ください。
【予算との差】歯列矯正経験者の約4割が「思ったより費用が高かった」を経験
矯正治療の費用について、54.4%の人が「予算通りだった」と回答した一方で、37.6%の人が想定より高額になったことがわかりました。
つまり、10人中4人近くが「思ったより費用が高かった」と回答。しかも、当初の予算との差額は平均で22.2万円にも上ります。
逆に、想定より安く済んだ人は8.0%のみ。このように矯正費用は「想定以上にかかるケースが多い」というのが現実です。
「治療が長引いて、どんどん高くなったらどうしよう…」
そんなふうに、お金の心配をしながら治療を続けるのは嫌ですよね。
追加費用の不安なく治療に集中したい方には、最初に総額が提示される「トータルフィー制」のクリニックを検討してみましょう。
【初期費用】歯列矯正のスタート費用、いくらかかる?実は半数以上が1万円以下
矯正治療を始める際の初期費用は、1万円未満が最も多く31.6%でした。
さらに無料カウンセリング・診断を受けた人は18.8%いることがわかりました。
つまり、2人に1人が1万円以下で矯正をスタートしています。
一方で、5万円以上の初期費用を支払った人もいましたが、初期費用が高かった人ほど治療全体の満足度が低くなるという傾向も見られました(初期費用と満足度のクロス集計)。
だからこそ、マウスピース矯正ブランド Oh my teethでは、初回のカウンセリングから精密検査、診断まですべて無料です。
「まずは話だけ聞いてみたい」「自分の歯並びがどうなるか知りたい」という方も大歓迎。もちろん、無理な勧誘は一切ありません。
導入クリニックは東京や大阪、名古屋、福岡などの主要都市にあるので、お好きなクリニックをご利用ください。
【料金体系】歯列矯正の支払い方法、満足度が一番高いのはどれ?答えは…
矯正費用の支払い方法には、いくつか種類があります。
今回の調査では、「頭金+都度払い」が46.8%で最多、次いで「トータルフィー(一括払い)」が41.2%となりました。
都度払いは12%と少数派で、多くの方が歯列矯正の総額目安を事前に把握していることがわかります。
また、 支払い方法と満足度の関係を調べたところ、最も満足度が高かったのは、最初に治療費の総額を支払う「トータルフィー制度」。その満足度は、なんと92.2%にも達しています。
多くの人が選んでいた「頭金+都度払い」(46.8%)よりも、満足度で大きく差をつけた形です。
「後から追加料金が発生するかも…」という不安がない、この費用の透明性が安心して治療を受けられる満足感に直結していると考えられます。
【決済方法】歯列矯正費用の支払いもスマートに。キャッシュレス派が現金派を上回る
高額な矯正費用、その支払い方にも時代の変化が現れています。
今回の調査で、クレジットカードなどを含めたキャッシュレス決済(51.6%)が、現金払い(28.0%)を大きく上回りました。
特に、若い世代を中心にクレジットカードの「分割払い」(14.4%)が利用されており、月々の負担を抑えながら治療を進めるスタイルが広がっていることがわかります。
また、まだ少数ですが「デンタルローン」(4.0%)も、高額な治療を無理なく始めるための選択肢として利用されています。
一括から分割、現金からローンまで選択肢はさまざま。あなたのライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
マウスピース矯正 Oh my teethは、キャッシュレス決済(一括・分割)やデンタルローンにも対応しています。
「自分にはどの支払い方法が合ってる?」「ローンについて詳しく聞きたい」など、お金に関するご相談も大歓迎です。
まずは無料の初回診断をこちらからご予約ください。
歯列矯正の費用は「歯並び・方法・範囲・噛み合わせ」で決まる

歯列矯正の費用は、どのクリニックでも一律ではありません。
大きく分けると、「どれくらい歯を動かす必要があるか」「どこまで治療するか」「どの装置を使うか」で変わります。
特に費用を左右するのは、次の4つのポイントです。
- 歯並びの状態
乱れが大きいほど治療が複雑になり、費用も高くなる傾向があります。 - 矯正方法
表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正など、使用する装置によって費用に差が生まれます。 - 適応範囲(部分矯正 or 全体矯正)
気になる部分だけを治す部分矯正よりも、全体を整える矯正の方が費用は高くなります。 - 噛み合わせの治療の有無
見た目だけでなく、噛み合わせも改善する治療を行う場合は、より精密な対応が必要になるため費用も増加します。
ここからは、それぞれの矯正方法について詳しく解説していきます。
マウスピース矯正:10~100万円

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かす方法です。目立たず、取り外しができる点が大きな特徴です。
軽度の部分矯正なら10万円前後から始められるケースもありますが、全体矯正になると60万〜100万円程度かかることがあります。
マウスピース矯正の広告でよく見かける安いプランは、対象が軽度症例に限られている場合がほとんどなので、まずは自分の歯並びがマウスピース矯正に合っているかを確認することが大切です。
そこで活用できるのが、Oh my teethの無料診断です。診断は手ぶらでOK・30分で完了します。
軽度の部分矯正なら10万円前後から始められるケースもありますが、全体矯正になると60万〜100万円程度かかることがあります。
マウスピース矯正の広告でよく見かける安いプランは、対象が軽度症例に限られている場合がほとんどなので、まずは自分の歯並びがマウスピース矯正に合っているかを確認することが大切です。
そこで活用できるのが、Oh my teethの無料診断です。診断は手ぶらでOK・30分で完了します。
自分が矯正治療をする場合の費用感を知りたい方は、まず診断から始めてみてください。
表側矯正:30~130万円

表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーをつけて歯を動かす方法です。もっとも一般的な矯正方法で、多くの症例に対応しやすいのが特徴です。
部分矯正なら30万円前後から、全体矯正では60万〜130万円程度が目安になります。
マウスピース矯正よりも費用がかかるのは、歯の動かし方や使用する装置、調整回数、かみ合わせ治療の有無などで差が出るためです。
部分矯正なら30万円前後から、全体矯正では60万〜130万円程度が目安になります。
マウスピース矯正よりも費用がかかるのは、歯の動かし方や使用する装置、調整回数、かみ合わせ治療の有無などで差が出るためです。
複雑な歯並びを治す必要がある方に向いています。
▶表側矯正について詳しく知りたい方はこちら。
裏側矯正:40~170万円

裏側矯正は、歯の裏側に装置をつける矯正方法です。ぱっと見では矯正装置が見えないため、見た目を気にする方から選ばれやすい治療法です。
ただし、装置がオーダーメイドになりやすく、調整にも手間がかかるため、表側矯正より高額になりやすい傾向があります。部分矯正でも40万円台から、全体矯正では100万〜170万円程度になることが多いです。
費用は高めですが、「矯正していることをできるだけ知られたくない」という方にとっては選択肢の一つにあります。
ただし、装置がオーダーメイドになりやすく、調整にも手間がかかるため、表側矯正より高額になりやすい傾向があります。部分矯正でも40万円台から、全体矯正では100万〜170万円程度になることが多いです。
費用は高めですが、「矯正していることをできるだけ知られたくない」という方にとっては選択肢の一つにあります。
▶裏側矯正について詳しく知りたい方はこちら。
ハーフリンガル矯正:35~150万円

ハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側、下の歯は表側に装置をつける方法です。
上の前歯は見えやすいため裏側にしつつ、下は表側にすることで、裏側矯正より費用を抑えやすいのが特徴です。
上の前歯は見えやすいため裏側にしつつ、下は表側にすることで、裏側矯正より費用を抑えやすいのが特徴です。
費用相場は、部分矯正で35万円前後から、全体矯正で70万〜150万円程度になります。
「できるだけ目立たせたくないけれど、裏側矯正は高すぎる」と感じる方に選ばれやすい方法です。
「できるだけ目立たせたくないけれど、裏側矯正は高すぎる」と感じる方に選ばれやすい方法です。
▶ハーフリンガル矯正について詳しく知りたい方はこちら。
損しないためには「総額」の確認が必須

歯列矯正でよくある失敗が、「装置代だけを見て安いと思ったのに、あとから追加費用が増えた」というケースです。
矯正費用は、治療中だけでなく、治療前と治療後にもかかります。見積もりを見るときは、装置代だけでなく、総額でいくらになるのかを確認することが重要です。
矯正費用は、治療中だけでなく、治療前と治療後にもかかります。見積もりを見るときは、装置代だけでなく、総額でいくらになるのかを確認することが重要です。
以下では、治療前・治療中・治療後の各フェーズでかかる主な費用について解説します。
「矯正前」にかかる費用
- 初回カウンセリング料:無料~5,000円程度
- 精密検査:診断料:10,000~65,000円程度
- 虫歯や歯周病の治療費:1回につき1,500~10,000円程度
- 抜歯代:1本あたり5,000〜15,000円程度
歯列矯正を始める前には、初回カウンセリングや精密検査、虫歯・歯周病の治療、必要に応じて抜歯などの費用がかかります。
ここでは、レントゲン撮影、口腔内写真、歯型の採取、噛み合わせの確認などを行い、「どの方法で、どれくらいの期間・費用で治療できるか」を判断します。
この段階で3万〜5万円程度かかることがあるので、最初の費用負担が気になる方は、無料相談や無料診断を活用するのがおすすめです。
ここでは、レントゲン撮影、口腔内写真、歯型の採取、噛み合わせの確認などを行い、「どの方法で、どれくらいの期間・費用で治療できるか」を判断します。
この段階で3万〜5万円程度かかることがあるので、最初の費用負担が気になる方は、無料相談や無料診断を活用するのがおすすめです。
「矯正中」にかかる費用
- 矯正治療費(矯正装置料):10万~170万円程度
- 調整料(処置料):1回につき3,000~10,000円程度
矯正中にかかる費用は、もっとも差が出やすい部分です。
たとえば、装置代のほかに毎回の調整料、通院ごとの再診料、追加のマウスピース作製費、補助装置の費用、抜歯代、保定前の処置費用などがかかることがあります。
クリニックによっては、最初に総額を提示する「トータルフィー制」を採用しているところもあれば、通院ごとに調整料が発生するところもあります。
同じ「70万円」と書かれていても、追加料金が多ければ最終的な支払い額は大きく変わります。
たとえば、装置代のほかに毎回の調整料、通院ごとの再診料、追加のマウスピース作製費、補助装置の費用、抜歯代、保定前の処置費用などがかかることがあります。
クリニックによっては、最初に総額を提示する「トータルフィー制」を採用しているところもあれば、通院ごとに調整料が発生するところもあります。
同じ「70万円」と書かれていても、追加料金が多ければ最終的な支払い額は大きく変わります。
契約前に「この金額に何が含まれていて、何が別料金なのか」を確認しておくことが大切です。
「矯正後」にかかる費用
- 保定装置料:1万~6万円程度
- 観察料:1回につき3,000~5,000円程度
歯がきれいに並んでも、そこで治療が完全に終わるわけではありません。
矯正後は、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用します。この保定装置の作製費や、経過観察のための通院費がかかることがあります。
費用の目安は1万〜6万円程度です。ここも見落とされがちですが、総額を考えるうえでは大切なポイントです。
矯正後は、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用します。この保定装置の作製費や、経過観察のための通院費がかかることがあります。
費用の目安は1万〜6万円程度です。ここも見落とされがちですが、総額を考えるうえでは大切なポイントです。
保定装置の種類 | 費用の目安 |
|---|---|
マウスピースタイプ | 1〜2万円 |
プレートタイプ | 2〜6万円 |
ワイヤータイプ | 2〜6万円 |
歯列矯正をなるべく安く始める2つの方法
ここまで読むと、「思ったより費用がかかる」と感じた方も多いかもしれません。
ただ、歯列矯正は一括で大きなお金を用意しないと始められない治療、というわけではありません。
ただ、歯列矯正は一括で大きなお金を用意しないと始められない治療、というわけではありません。
支払い方法や始め方を工夫すれば、月々の負担を抑えながら進めることもできます。
①デンタルローンや分割払いは「始めやすく続けやすい」

一括での支払いが難しい場合に、歯科矯正を始める方法のひとつがデンタルローンや分割払いです。
実際に、 Oh my teethが矯正経験者457名を対象に実施したアンケートでは、99名が分割払いやローンを利用していました。
以下では、それぞれの支払方法について詳しく説明していきます。
実際に、 Oh my teethが矯正経験者457名を対象に実施したアンケートでは、99名が分割払いやローンを利用していました。
以下では、それぞれの支払方法について詳しく説明していきます。
デンタルローン(医療ローン)
デンタルローンは、矯正治療を含む歯科治療費を分割で支払える仕組みで、初期費用を抑えながら治療を始めやすいのが特徴です。
条件によっては、月々の支払いが1万円以下に収まることもあります。
「費用を一度に用意するのは難しいけれど、できるだけ早く矯正を始めたい」という方にとって、利用しやすい選択肢といえるでしょう。
FP・服部貞昭さんのコメント
デンタルローンを利用する場合、借入金額を最初に決めて借りる必要がありますので、必然的に治療費総額制を選択することになります。
あとで都度発生した費用はデンタルローンの対象になりません。
その意味では、デンタルローンを利用する場合なるべく、追加料金が発生しない医療機関のプランを選ぶと良いでしょう。
なお、デンタルローンは審査があるため、安定した収入がないと審査通過は難しいです。生命保険の契約をしていて解約返戻金が十分にある場合は、契約者貸付制度を利用すると、審査は不要で低金利で借りることができます。
返済期限や返済金額も決まっていないため、自分に合った返済計画を立てられます。
ただし、長期間返済を行わないと保険契約が失効するリスクがあります。また、勤務している会社によっては、福利厚生の一環として従業員貸付制度があることがあります。会社に確認してみると良いでしょう。
クレジットカード(分割払い)
クレジットカード払いに対応しているクリニックであれば、カード会社の分割払いやリボ払いを選べる場合があります。
普段使っているカードで支払える手軽さはありますが、分割回数によっては手数料負担が大きくなることがあります。
ポイント還元を重視する方には向いていますが、総支払額は事前に確認しておきたいところです。
FP・服部貞昭さんのコメント
ポイント還元されるクレジットカードをお持ちであれば、クレジットカードの利用自体はおすすめです。
たとえば、ポイント還元率1%のカードで50万円の費用を支払えば、5,000円が還元されることになります。
院内分割払い
金利や手数料をできるだけ抑えたい方には、院内分割払いという方法もあります。
これは、外部のローン会社を通さず、患者とクリニックが直接分割払いの契約を結ぶ仕組みです。多くのケースでは、利息や分割手数料がかからず、治療期間内での完済を前提に回数が設定されます。
ただし、分割回数が限られているため、1回あたりの支払額はやや高めになる傾向があります。
クリニックによって対応の有無や条件が異なるため、事前の確認が必要です。
FP・服部貞昭さんのコメント
デンタルローンやクレジットカード分割払いは利息が発生するため、一括払いか院内分割払いがおすすめです。
デンタルローンの金利は比較的高いため、子育てや自動車購入などで他にも資金が必要で経済的に余裕がないのであれば、教育ローンや自動車ローンを契約してそちらの資金を賄います。
歯列矯正の費用は、なるべく一括払いか少ない回数で支払うようにするとよいでしょう。
一括払い
まとまった資金を準備できる方には、手数料がかからない一括払いがシンプルで負担の少ない方法です。
多くの歯科クリニックで導入されており、現金や口座振替で治療費をまとめて支払うスタイルが一般的。
通常は矯正開始前に全額を支払う必要があるため、初期費用として高額な支出が発生します。その分、金利や分割手数料がかからず、トータルの支払い額を抑えられるのが大きなメリットです。
矯正費用が比較的少ない場合や、支払いを一度に済ませたい方に適しています。
②モニターやキャンペーンを活用する

歯列矯正を少しでも安く始めたいなら、モニター募集や期間限定キャンペーンを活用する方法もあります。
ただし、「安いから」という理由だけで選ぶのは危険です。割引の条件として、症例写真の提供が必要だったり、適応症例が限定されていたりする場合があります。
大切なのは、割引後の価格だけを見るのではなく、通常料金との差、対象条件、追加費用の有無まで確認することです。費用を抑えつつ納得して始めたい方は、キャンペーンの有無とあわせて、治療内容や総額もチェックしておきましょう。
ただし、「安いから」という理由だけで選ぶのは危険です。割引の条件として、症例写真の提供が必要だったり、適応症例が限定されていたりする場合があります。
大切なのは、割引後の価格だけを見るのではなく、通常料金との差、対象条件、追加費用の有無まで確認することです。費用を抑えつつ納得して始めたい方は、キャンペーンの有無とあわせて、治療内容や総額もチェックしておきましょう。
Oh my teethでは、症例写真の提供やアンケートにご協力いただくことで、お得な価格で矯正を始められる「矯正モニター」を募集しています。
募集状況や詳しい条件は、以下のページでご案内しています。ご興味のある方は、まずはこちらをご覧ください。
→Oh my teethのモニター最新情報を確認する
募集状況や詳しい条件は、以下のページでご案内しています。ご興味のある方は、まずはこちらをご覧ください。
→Oh my teethのモニター最新情報を確認する
歯列矯正の費用で損をしないための2つのポイント
歯列矯正は金額が大きいぶん、選び方で満足度が大きく変わります。安く見えるプランでも、あとから費用が増えれば結果的に高くつくことがあります。
費用面で後悔しないためには、次の2点を押さえておくことが大切です。
費用面で後悔しないためには、次の2点を押さえておくことが大切です。
①追加費用がない「トータルフィー制」がおすすめ

トータルフィー制とは、検査・装置・通院・保定などを含めた総額をあらかじめ提示する料金体系です。
毎回の調整料が別でかかる方式に比べると、支払いの見通しが立てやすく、「結局いくらになるのか分からない」という不安を減らしやすいのがメリットです。
もちろん、どこまでが総額に含まれるかはクリニックごとに異なります。
毎回の調整料が別でかかる方式に比べると、支払いの見通しが立てやすく、「結局いくらになるのか分からない」という不安を減らしやすいのがメリットです。
もちろん、どこまでが総額に含まれるかはクリニックごとに異なります。
契約前には、再診料、追加マウスピース、保定装置、再矯正時の対応なども含まれているかを確認しておくと安心です。
②複数のクリニックを比較する

歯列矯正は、同じような症例でも、クリニックによって提案される治療法や費用が異なることがあります。
一院だけで決めると、その提案が高いのか妥当なのか判断しにくくなります。費用だけでなく、治療方針、通院頻度、追加費用の有無、支払い方法まで含めて比較することが大切です。
そのうえで、自分にとって無理なく続けられる方法を選ぶと、費用面でも治療面でも納得しやすくなります。
一院だけで決めると、その提案が高いのか妥当なのか判断しにくくなります。費用だけでなく、治療方針、通院頻度、追加費用の有無、支払い方法まで含めて比較することが大切です。
そのうえで、自分にとって無理なく続けられる方法を選ぶと、費用面でも治療面でも納得しやすくなります。
歯列矯正で保険適応や医療費控除対象となるケース

歯列矯正は、一般的に保険が適用されない自由診療として扱われるため、費用は全額自己負担となるのが通常です。
しかし、特定の症例においては保険が適用されるケースもあり、また一定の条件を満たせば「医療費控除」の対象にもなります。
「少しでも負担を減らしたい」と考えている方にとっては、これらの制度を正しく理解しておくことが大切です。
ここではまず、どのような場合に保険が適用されるのか、そして医療費控除を受けられる条件について、それぞれ詳しく解説します。
保険適応となるケース
歯列矯正でも、一定の条件を満たせば保険が適用されることがあります。具体的には、日本矯正歯科学会が定める以下のようなケースが対象です。
歯科矯正で保険適応となるケース
- 特定の疾患(例:唇顎口蓋裂など)に起因する咬み合わせの異常
- 前歯3本以上の永久歯が生えてこない場合(埋伏歯開窓術が必要なもの)
- 顎変形症による手術前後の矯正治療(外科手術が必要な場合に限る)
なお、これら保険適用される矯正歯科治療を行える医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関のみになります。
これらの治療に該当するかどうかは、医師の診断と医療機関の体制によって判断されます。
なお、保険適用となる治療を受けるには、厚生労働省の基準を満たした届け出済みの医療機関であることが条件です。
また、保険が適用される場合でも、使用できる矯正装置には制限があります。たとえば、審美性を重視した装置や一部のマウスピース矯正は対象外になるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
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歯列矯正は保険適用される?適用症例や費用を抑える方法を紹介
医療費控除対象となるケース
保険が適用されない矯正治療でも、条件を満たせば「医療費控除」の対象になることがあります。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が戻ってくる制度です。歯列矯正も、以下のようなケースであれば控除の対象となります。
- 年間に支払った医療費が10万円を超える場合
- 審美目的の治療ではない場合
- 子どもの矯正治療である場合
これらの条件を満たしていれば、自由診療であるマウスピース矯正なども控除の対象になる場合があります。
なお、医療費控除を受けるには確定申告が必要です。領収書や診療明細書は大切に保管しておきましょう。
FP・服部貞昭さんのコメント
保険診療の対象となる歯列矯正は限られています。一方、保険診療の適用外でも、医療費控除の対象になるケースがあります。
審美目的ではなく治療目的の場合、発育段階にある子供の成長を阻害しないようにするために行う場合などです。
医療費控除で申告を忘れやすいのが交通費です。通院のための交通費や、子供の付き添いのための交通費も対象になります。公共交通機関を利用したときは、日付と利用した公共交通機関の名称、金額を記録しておき、漏れなく申告するようにしましょう。ただし、自家用車で通院したときのガソリン代や駐車場代は、医療費控除の対象になりません。
デンタルローンやクレジットカード分割払いを利用したときは、返済した年ではなく、デンタルローンを契約した年、またはクレジットカードでクリニックに支払った年に、その全額が医療費控除の対象になります。
一方、院内分割払いや処置別支払い制(都度払い)では、実際に支払った年に医療費控除の対象になります。収入(所得)が少なく、高額な医療費をすべて控除しきれない場合には、都度払いにしたほうが、税金上はお得になることもあります。
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歯列矯正にかかる費用・値段に関するよくある質問(FAQ)

ここでは歯列矯正にかかる値段に関してよくある質問を紹介します。
歯列矯正中に追加費用が発生する可能性はある?
歯列矯正の追加費用として、代表的なケースは以下のようなものが挙げられます。
代表的なケースとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ホワイトニングやクリーニングを追加で希望する場合
- 抜歯や歯を削る処置が必要になった場合
- 矯正中に虫歯や歯周病の治療が必要になった場合
- 矯正装置を紛失・破損した場合
- 追加のマウスピースや補助装置が必要になった場合
これらの費用は、治療費の中に含まれていないことが多く、別途支払いが必要です。
特に、審美目的の処置や、予期せぬトラブルに対する対応は自己負担になる可能性が高いため、契約前に追加費用の内容と料金を確認しておくことが大切です。
矯正をはじめる場合、費用を支払うタイミングはいつ?
矯正費用の支払いは、装置を装着する前に行うのが一般的です。
多くの歯科クリニックでは、精密検査や診断が終わり、治療計画に同意した段階で費用の説明と支払い案内が行われます。
支払い方法によっては、契約書の取り交わしや分割払いの手続きが必要になることもあります。
ただし、支払いのタイミングや方法はクリニックごとに異なるため、案内がない場合は早めに確認しておくと安心です。とくに分割払いを希望する場合は、治療開始までに手続きが間に合うよう余裕をもって準備しておきましょう。
矯正装置や補助装置を一時的に外す際は費用がかかる?
結婚式や成人式などのイベントで、矯正装置を一時的に外したい場合は、別途費用が発生するケースがほとんどでしょう。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正で使用する補助装置(アタッチメントなど)は、自分で取り外すことができないため、歯科クリニックでの対応が必要です。
費用の目安は以下の通りです。
- 装置の取り外し:装置の本数に応じて1本あたり約3,000円
- 外している期間に装着する専用マウスピース:約1万円
- アタッチメントの取り外し:約5,000円
料金はクリニックによって異なるため、装置の取り外しを希望する場合は、事前に相談しておくと安心です。
治療を途中でやめる場合は返金してもらえる?
自己都合で矯正治療を中断する場合、返金が受けられるかどうかはクリニックの方針によって異なります。
たとえば、マウスピース矯正では治療開始時にすべてのマウスピースを製作するため、返金が難しいケースが多いです。
一方、ワイヤー矯正では治療の進行状況に応じて、一部返金されることもあります。
ただし、いずれの場合も通院回数や装置の使用状況によって対応が変わるため、事前に契約内容や保証制度をよく確認しておくことが大切です。
トラブルを避けるためにも、納得のいく説明を受けたうえで契約するようにしましょう。
矯正後に後戻りした場合は再矯正にいくらかかる?
矯正治療後に歯が元の位置に戻ってしまった場合、再矯正には追加費用がかかることがあります。
後戻りの主な原因は、保定装置(リテーナー)を正しく使わなかったり、メンテナンスを怠ったりすることです。自己管理が不十分な場合には、再度の矯正が必要となり、通常の矯正費用と同程度の料金が発生する可能性もあります。
ただし、保証期間を設けているクリニックであれば、一定期間内であれば無料または割引で再治療を受けられる場合もあります。
再矯正が必要になったときは、まず治療を受けたクリニックに相談しましょう。そして、事前に保証制度の有無を確認しておくと、万が一の際も安心です。
未成年でもデンタルローンは利用できる?
未成年の場合、自分名義でデンタルローンを利用するのは基本的に難しいと考えておきましょう。
多くの信販会社では、ローンの申し込みは18歳以上の成人であることが原則です。
未成年で矯正治療を希望する場合は、保護者名義でデンタルローンを申し込むのが一般的でしょう。
利用できる年齢や条件は金融機関によっても異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
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歯列矯正の費用が心配なら、まずは診断を受けてみよう
歯列矯正にかかる費用は、使用する装置や治療範囲、通院回数などによって大きく異なります。
まずは、自分が希望する治療がどの程度の費用で受けられるのか、矯正相談を受けてみるのがおすすめです。
矯正相談では、歯並びの状態や治療の選択肢について説明を受けられるため、費用の目安や支払い方法のイメージがつかみやすくなります。
なお、歯科クリニックによっては、カウンセリング料や精密検査・診断料が発生することもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
マウスピース矯正「Oh my teeth」では、初回カウンセリングから精密検査・診断まですべて無料で受けられます。
歯列矯正にかかる費用を知りたい方は、まず一度、相談だけでも利用してみてください。





