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歯科矯正
最終更新日:2025年12月23日

40代で歯列矯正をすると後悔する?5つの失敗例を紹介

40代歯の矯正後悔アイキャッチ
この記事でわかること
「40代から歯列矯正なんて、もう遅いのでは…」
「後悔するって聞いたけど本当?」
そんな不安がよぎり、あと一歩が踏み出せない方は少なくありません。
実際、40代からの歯列矯正で「思っていたのと違った…」と後悔してしまうケースがあるのも事実です。
この記事では、40代の矯正で陥りやすい「後悔の原因」と、それを未然に防ぐ「対策」を徹底解説。
後悔のない一歩を踏み出し、人生の後半を笑顔で過ごすためのヒントを知っておきましょう。
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歯科矯正ブログ編集チーム

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マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

40代からの歯列矯正は「今さら」?後悔する人の割合

「40代で矯正を始めるのは遅すぎるのではないか」
そんなふうに、一歩踏み出せずにいる方は少なくありません。
しかし、Oh my teethが40代の矯正経験者46名を対象に行った調査によると、「矯正をしてよかった」と回答した人は全体の89.1%にのぼりました。
調査概要toggle-arrow
  • アンケート名:歯列矯正の費用・満足度に関するアンケート
  • 調査期間:2025年2月28日~2025年3月1日
  • 対象:40代の矯正経験者46名
約9割の方がポジティブな感想を持っています。
一方で、「後悔した(そう思わない)」と感じている人はわずか1割程度にとどまっているのです。
この結果から、40代からの矯正は決して「今さら」ではありません。とはいえ、少数ながら「後悔した」と感じる人がいるのも事実です。
では、なぜ満足できなかったのでしょうか?
次章では、40代特有の「後悔の原因」について深掘りしていきます。

40代で歯列矯正を始めて「後悔した」と感じる理由5選

「矯正を始めたけれど、思っていたのと違った…」と後悔してしまう人も一定数います。
特に40代は、歯や歯茎の状態に個人差が出やすく、生活との両立も課題になりがちです。
ここでは、よく耳にする後悔の声の中から、よくある5つの理由を紹介します。

①治療中に歯茎が下がってしまった(ブラックトライアングルができた)

よくある後悔の一つが、歯と歯の間に三角形の隙間ができる「ブラックトライアングル」です。
40代になると、加齢により歯を支える骨(歯槽骨)や歯茎が少しずつ下がり始めます。
この状態で矯正によって歯を並べると、重なっていた歯茎の隙間が露出し、以前よりも歯茎が下がったように見えてしまうことがあるのです。
また、歯周病の傾向がある場合、矯正の刺激で歯肉退縮(歯茎下がり)が進行するリスクも高まります。

②ほうれい線が目立つ・老け顔になった気がする

「口元をきれいにしたかったのに、逆に老けて見られるようになった」というケースです。
これは主に以下の2つが原因として考えられます。
  • 抜歯による変化: 歯を抜いて大きくスペースを詰めると、口元が下がりすぎて皮膚が余り、ほうれい線やたるみが目立ってしまうことがある。
  • 表情筋の衰え: 矯正装置の違和感や痛みで、無意識に噛む回数が減ったり、表情が乏しくなったりすることで、口周りの筋肉が衰える可能性がある。

③虫歯や歯周病が悪化してしまった

良かれと思って始めた矯正で、歯の寿命を縮めてしまうパターンです。
ワイヤー矯正などの固定式装置は、どうしても歯磨きがしにくく、汚れが溜まりやすくなります。 40代はもともと歯周病のリスクが高まる年代です。
矯正中のケア不足が重なると、一気に歯周病が進行したり、装置の隙間から虫歯になったりすることがあります。
最悪の場合、矯正を中断して虫歯治療を優先しなければならないこともあります。

④追加費用がかさみ予算オーバーになった

費用面の後悔もよくある失敗例です。
一般的な矯正歯科では、基本料金とは別に、通院ごとの「調整料(処置料)」がかかるケースが多くあります。
治療期間が計画通りに進めば問題ありませんが、前述のように期間が長引くと、その分だけ調整料も積み上がります。
「トータルでいくらかかるか分からない」という不安は、治療中の大きなストレス要因となります。
矯正費用については「大人の歯列矯正の費用を解説」で詳しく解説しています。

⑤思ったよりも治療期間が長くモチベーションが続かなかった

「1年で終わると言われたのに、2年以上かかっている」という期間に関する後悔も少なくありません。
大人の骨(歯槽骨)は成長期の子どもに比べて硬く、代謝も落ち着いているため、歯が動くスピードが遅くなる傾向があります。
治療が長期化すると、装置のストレスや通院の手間が負担となり、途中で挫折してしまうリスクも高まります。
仕事や家庭で忙しい40代にとって、毎月の通院は大きな負担です。 マウスピース矯正「 Oh my teeth」なら、通院は最低1回※1
専属の医療チームがLINEで24時間サポートするため、ユーザーの97%が途中離脱することなく治療を完了しています※2。忙しい毎日でも、自宅で計画的に理想の歯並びを目指せます。
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※1 矯正開始後の来院は原則不要。歯並びの状態によっては複数回の通院が必要。※2 2023年〜2024年に治療開始した新規ユーザーのうち、治療中を除いて離脱もしていない卒業ユーザーの割合。

40代の歯列矯正で後悔しないためのポイント

せっかく矯正を始めたのに、「もっとちゃんと調べておけばよかった」「想像と違って続けられなかった」と後悔するのは避けたいところ。
ここでは、治療をスムーズに進めるために意識しておきたい5つのポイントをご紹介します。

①自分のライフスタイルに合う矯正方法を選ぶ

矯正方法にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
見た目や費用だけでなく、自分の希望や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
例えば、代表的な治療法には以下のような違いがあります。
矯正方法の違い
  • ワイヤー矯正:すべての歯を細かく動かせる。重度の症例にも対応しやすいが、装置が目立ちやすい。
  • マウスピース矯正:透明で目立ちにくく、取り外しができる。軽度〜中等度の歯並びに向いている。
  • 部分矯正 :ワイヤー矯正やマウスピース矯正で気になる部分だけをピンポイントで整える。短期間・低価格で始められるが、適応できる症例は限られる。
どの治療法が適しているかは、歯並びの状態や目的によって異なります。
自己判断せず、歯科医師と相談しながら進めることが後悔しない矯正の第一歩です。

②矯正開始前に歯周病の検査と治療を徹底する

40代の矯正でもっとも警戒すべきは歯周病です。歯周病がある状態で矯正を始めると、症状が悪化し、歯茎が下がったり(ブラックトライアングル)、最悪の場合は歯が抜けたりする恐れがあります。
矯正を始める前に、必ず歯周病の検査を受け、必要であれば治療を済ませてから矯正に進みましょう。

③「総額」が明確な料金体系のクリニックを選ぶ

「終わってみたら予算オーバーだった」という事態を防ぐために、トータル費用の確認は必須です。
  • 矯正装置の基本料金
  • 毎回の調整料・処置料
  • 保定装置(リテーナー)代
これらが最初から明確に提示されているクリニックを選びましょう。 Oh my teethのプランは、矯正期間に関わらず一律の総額表示で、原則追加料金は発生しません。
【注意】歯列矯正は安さだけで選ぶと危険?追加料金の落とし穴toggle-arrow
矯正料金には、主に「トータルフィー制(定額)」と「回数制(都度払い)」の2つがあります。 「回数制」は一見安く見えますが、治療が長引くと総額が跳ね上がるリスクがあるため注意が必要です。
  • 回数制(都度払い)
    • 仕組み: 通院のたびに調整料(3,000円〜1万円程度)を支払う。
    • 特徴 歯が動くスピードには個人差がある。「半年で終わる予定が1年かかった」という場合、通院回数が増えたぶんだけ費用が発生し、最終的に予算オーバーになる可能性がある。
  • トータルフィー制(定額)
    • 仕組み: 治療開始前に、矯正終了までの総額を提示する。
    • 特徴 基本的に追加料金が発生しない。治療期間が延びても、装置の作り直しが発生しても費用が変わらないため、費用面での心配が少ない。
「結局高くついた…」という失敗を防ぐなら、最初から総額が明確なトータルフィー制のクリニックを選ぶのが安心です。
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④非抜歯矯正の可能性を検討する

健康な歯を抜くことは、身体的にも精神的にも負担がかかります。また、口元が下がりすぎて老けた印象になるリスクもあります。
まずは「歯を抜かずに並べる方法(非抜歯矯正)」が可能かどうか、診断を受けてみましょう。
歯を薄く削る処置(IPR)などでスペースを作れば、抜歯せずにきれいに整うケースも多くあります。

⑤事前カウンセリングで不安や疑問を解消する

治療を始める前は、「どのくらい痛みがあるの?」「費用は追加されるの?」など、気になることがたくさん出てくるものです。
このような不安をあいまいにしたまま治療を始めてしまうと、あとから「もっと確認しておけばよかった」と後悔してしまうケースもあります。
納得したうえでスタートを切るためにも、気になることは遠慮せずに歯科医師へ相談することが大切です。
信頼できるクリニックで、きちんと話を聞いてくれる環境を選びましょう。
「イメージと違った」という後悔を避けるためには、治療ゴールを事前に可視化することが重要です。
Oh my teethでは、3Dスキャンによって現在の歯並びと、矯正後のシミュレーションを事前に確認できます。 「自分の歯がどう動くのか」を納得した上でスタートできるため、安心して治療に臨めます。
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「やってよかった」と感じる40代の歯列矯正のメリット

40代の矯正のメリットは見た目だけではありません。
Oh my teethが40代の矯正経験者に行ったアンケート(n=46)では、「矯正を終えて実感した効果」の第1位は「噛み合わせが改善した(67.4%)」でした。
▼40代が実感した矯正の効果(複数回答)
順位
実感した効果
割合
1位
噛み合わせが改善した
67.4%
2位
見た目が気にならなくなった
39.1%
2位
口内の健康が向上した
39.1%
4位
自信がついた
23.9%
5位
自然に笑えるようになった
13.0%
実に約7割の方が、健康面でのポジティブな変化を感じています。
ここでは、データに基づいた40代ならではのメリットを解説します。

噛み合わせが整い全身の健康につながる

アンケートで最も多くの人が実感したのが「噛み合わせの改善」です。
40代になると、長年の噛み癖や歯の摩耗により、噛み合わせのズレが全身の不調(肩こり、頭痛、胃腸の負担など)に繋がっているケースが少なくありません。
矯正によって噛み合わせが整うことで、食事が美味しく食べられるようになるだけでなく、体のバランスが整い、不明瞭な体調不良が改善することもあります。

清潔感がアップし見た目に自信が持てる

アンケートでは約4割の方が「見た目が気にならなくなった」と回答し、「自信がついた」「自然に笑えるようになった」という声も多く挙がりました。
歯並びが整うと、口元が上品に引き締まり、清潔感が大きくアップします。
ビジネスシーンや人前での会話でも口元を隠す必要がなくなり、堂々と振る舞えるようになることは、40代以降の人生において大きな自信となります。

口内環境が整い歯の寿命を延ばせる

「口内の健康が向上した(39.1%)」という結果が示す通り、矯正は予防歯科の観点からも非常に有効です。
ガタガタした歯並び(叢生)が解消されると、歯ブラシが届きやすくなり、歯垢や歯石が溜まりにくくなります。
これにより、40代から急増する歯周病や虫歯のリスクを大幅に下げることができ、結果として自分の歯を長く残すこと(8020運動の達成など)につながります。
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40代で歯列矯正を始めた人の症例(マウスピース矯正)

「40代からの矯正で本当に歯並びが変わるの?」と疑問を感じている方へ向けて、実際にOh my teethでマウスピース矯正を受けた症例をご紹介します。

症例①:40代男性|治療期間10ヶ月・費用33万円

前歯のすき間が目立っていた状態から、10ヶ月のマウスピース矯正で自然に閉じた症例です。

症例②:40代女性|治療期間2ヶ月・費用33万円

前歯が前方に出ているのが気になっていた症例です。

マウスピース矯正によって歯の角度を整え、出っ歯の印象がやわらぎ、口元がすっきりとした印象に変化しました。
さらに、ほかの症例を見たい方は「40代の歯列矯正ビフォーアフター10症例」もあわせてご覧ください。

40代の矯正は「今さら」ではない。後悔しないためにまずは無料診断を

「40代から矯正なんて遅いのでは…」と思う方もいるかもしれません。しかし、治療法の選び方や準備次第で、40代でもしっかり満足のいく結果を得ることは可能です。
今は、見た目の変化だけでなく、噛み合わせや健康面への配慮がされた矯正プランも増えています。
事前にリスクや変化をシミュレーションで確認できる環境が整っている今だからこそ、納得のいく選択ができるはずです。
Oh my teethでは、30分で完了する無料の歯並び診断を実施中。自分の歯並びがどの治療法に合っているか、歯科医師が丁寧にアドバイスします。
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